ひとり

少しずつ、体が朽ちていく

左から雨が降るような雑音が絶えず続く

噛み砕けず、飲み込むしかなく

胃がぎりぎりと締め付けられ

腸も苦しくもがく

ボヤけた景色しか追えず

何処へも行けない

羞恥心しかないから、隠すようにしか進めない

誰もみていないのに、カッコだけ気にして

 

疲れる

 

 

誰かに癒されたくて、認められたくて、誉められたくて

 

身勝手だ

 

言葉は、何もしてくれない

 

何も伝えられない

 

金も何も救ってくれない

 

いても何も変わらず

いなくても何も与えない

 

もういいかな、